太平洋側を中心とした東北関東大震災の被害が次々と伝えられています。被災されている方々の心労はいかばかりかと胸が痛みます。一日も早い復旧を願います。地震が起こった金曜日、富士メンテの事務所も大きく揺れました。縦揺れの後、横揺れになり、棚からファイルが次々と落ちたり、食器棚のコップが割れたりしましたが、幸い怪我などはありませんでした。ただ、停電の為にパソコンが使えなくなり電話・FAXが不通となってしまった為、仕事が完全にストップしてしまいました。今は電気も復旧し完全とは言えないまでも、営業を再開しています。ただ、東北・関東では燃料(ガソリンや灯油)の供給や物資の運搬がままならない状態ですし、計画停電の影響も大きいと思われますので、まだしばらくは不自由な生活が続きそうです。

さて、このようなケースの場合、クレーンを使用するにあたり気を付けてもらいたいチェックポイントがありますのでご紹介します。

・外観上破損等の異常はないか
・トロリフレームに目に見える程の変形はないか
・定格荷重表示がはっきり読めるか
・押釦スイッチの表示通り正しく作動するか
・無負荷で運転を停止した時、ブレーキが働きモーターが直ちに停止するか
・無負荷で上限いっぱいに操作した時、リミットスイッチが作動し自動的にモーターが停止するか
・ワイヤーロープに傷や変形はないか
・ワイヤーロープがシーブから外れることはないか
・ワイヤーロープはドラムに正しく巻き付けられているか
・フックとフッククラッチに変形や傷はないか、フックの首部が軽く回転するか
・操作中に異常音はないか
・警告ラベルが剥れていないか

クレーンの話◎暴風後等の点検でも触れていますが、中震以上の地震が起こった後のクレーンの使用には十分な警戒が必要です。クレーン等安全規則第37条では、各部分の異常の有無について点検を行わなければならないとあります。今回の大地震は当然これに該当してきます。より詳しい点検内容については、暴風後等の点検リストを参考にしてみてください。